リアルクラナド

今日、亀の冬眠に使うおがくずを貰うために近所の材木屋さんに行ったら今年いっぱいで廃業するって言われた
正直、来年のおがくずが貰えない事よりもそこがなくなっちゃう事の方がショック
おばさんやおばあちゃんがいい人で毎年「亀は大きくなった?」とか聞いてくれたのが嬉しかったんだけどなぁ…


思えばボクの家の周りもだいぶ変わった
生まれ育った商店街はもはやシャッター街になり、食べ物屋はほぼ全滅 昔からあった店もほとんど残っていない
一方、JR津田沼駅前まで出ればニュースとかで『駅前戦争』見たいな感じで言われてる大型スーパーが密集しているところがあり賑わっている
ボク自身も商店街の近所のスーパーでバイトしててその給料を家に入れて今の生活が成り立っている
仕方ない事ではあるけど現実は恐ろしく残酷…
アニメ版クラナド2期に賑わうスーパーと閑古鳥が鳴いてる個人商店のシーンが一瞬あったけど商店街育ちのボクにとってはリアル過ぎてキツかった…


こういうのを目の当たりにするとクラナドの主人公の「変わるのは嫌だ」という台詞がすごく共感できる
材木屋さんはずっとあって欲しかったし、商店街も賑わっていて欲しかった
…だけど、実際ボクには過去を懐かしむくらいの事しかできない


クラナドの最後はハッピーエンドだったけど、現実はそんなに甘くないみたい…
今日はそんなお話